収穫できた柿をお裾分け
先日、あるお客さんに柿をお裾分けしました。
仕事の上で協力していただいたり、写真撮影で場所をお借りしたりして、何かとお世話になった方でしたので。
まぁそれほど大したお返しにはなってないですけども、ホンのお返しという気持ちでさせていただきました。
その柿というのは、実家にある柿の木に生っていたもの。
いつもなら頭を垂れている稲穂で秋を実感しますが、今年はお米作りをやめたのでその代わりが柿の木でした。
たわわに生っている柿を見るとやっぱり壮観ですよ。
今年は余計にそう感じましたね。
柿の木は家族が世話している訳ではないですけど、気づけば生っています。
私も一通り柿はもらってきましたけど、そんなに数は食べません。ほんの数個あれば十分です。
それで残った柿を差し上げた、ということですね。
一応味見はして、まずくて食べれないということはなかったですが、差し上げる柿が美味しいかどうかまではわからないので、「食べれたら食べてください。」という言葉を添えて。
思わぬカタチになった柿のお返し
その柿の木も今は柿も葉っぱも何もかも落ちて、枯れ木状態です。
一月ほど前には柿が一杯に生っていたのがウソのよう。
朝晩の冷え込みや風が強くなるにつれて冬を実感し始めました。
そんな矢先、柿をお届けしてから数週間振りくらいに商品の納品でお客さんのもとをお伺いしました。
納品の商品についてや世間話、その他色々なことを話してそろそろお暇しようとしたその時。
思わぬ声をかけていただきました。
「ビール、飲むっ?」って。
まさかそんな話が出てくるとは思ってなかったので、一瞬戸惑ってしまいました。
それから慌てて、「あぁ、飲みますよっ。」と応えたんです。
今はこういうご時世ですから倹約の意味もあって、アルコール自体はあまり飲んでませんでした。
ですから正しくは、飲みますよじゃなくて、飲めますよということですね。
ビールをいただけるとは全く思ってなかったんで、嬉しくて頬は緩みました。
頂いたのは、ヱビスビール
それで袋に入ったビールを開けて見たらビックリ。
なんとまあヱビスじゃないですか!!
「うぁっ、高級ビールだ。」と内心思いましたよ。
私が今飲むとしても、缶チューハイの 「檸檬堂」とか最近発売されたキリンの「麹レモンサワー」ぐらいですから。
ビール系にしたってリアルに飲むとしたら新ジャンルといった低価格のものですから、エビスビールなんて本当飲めませんよ。
それを頂いたのですから、それはテンションあがりますよね。
真ん中のオーソドックスなヱビスとか青色のプレミアムエールにプレミアムブラックはスーパーなんかでしばしば見たことはあります。
でも、両サイドの琥珀ヱビスとヱビスウィンターボッグは余り馴染みがありません。
聞くところではギフトに入っていたものらしいですね。
いかにもギフトっぽいデザインのビールだし、これだけバラエティに揃ってると飲むのは楽しみですね。
大切にしっかり味わって飲むことにしましょう。
わらしべ長者じゃないの、コレって
日頃は飲めないようなプレミアムビールをいただいたので、ホントに嬉しかったんですが、ふと思いました。
「なんか、わらしべ長者みたい⁈」って。
柿がプレミアムビールに変わったんですから。
そうじゃないですか、実家の柿なんてほとんど手間は掛かってません。
地面を耕すわけでもないし肥料をやるわけでもないし。(実際のところはよく知らないですけど多分そうだと思います。)
強いて行なっているとしたら、柿の木の枝を支えるつっかえ棒をしてるぐらいでしょうか。
そんな何もしてないところからプレミアムビールを頂いたのですもの。
わらしべ長者と思ってもおかしくないでしょ。
有難いやら申し訳ないやら。
また何かがとれたらお裾分けしたいとは思いますが、如何せん私が作ったり管理していないので親父次第ですからどうなりますか。
でも、来夏にスイカができたらそれはお届けするつもりです。
お客さんが好きな食べものなので。
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